ビルマ攻略作戦/ビルマ蘭印方面・第三航空軍の作戦・編成から終戦までの作戦/マレー進攻作戦/蘭印攻略作戦/比島攻略作戦/戦史叢書・5冊

ビルマ攻略作戦/ビルマ蘭印方面・第三航空軍の作戦・編成から終戦までの作戦/マレー進攻作戦/蘭印攻略作戦/比島攻略作戦/戦史叢書・5冊

商品説明
ビルマ攻略作戦/ビルマ蘭印方面・第三航空軍の作戦・編成から終戦までの作戦/マレー進攻作戦/蘭印攻略作戦/比島攻略作戦/戦史叢書・5冊

昭和40年代 戦史叢書6冊でまとめてみました。ビルマ攻略作戦付図1枚欠 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

まえがき
昭和十六(一九四一)年十二月開戦の大東亞戦争における 陸軍南方進攻作戦 が 予期以上に順調に進展するや、大本 営陸軍部は翌年六月早くも南方占領要域の戦略的防衛態勢への転換を企図し、南方軍の任務を更改し、主として同要 域の安定確保を命ずると共にその防衛態勢整備の一環として、第三航空軍の編成を七月十日下令した。本書は第三航空軍の編成から、終戦に至るまでの作戦を中心として記述したものである。 「第三航空軍当初の任務は「印度(インド)及び支那(中國)に対する航空作戦」、「スマトラ、ジャワ等の要域防衛」 であった。その作戦地域は南方軍作戦地域であり、当時「南西方面」と称され、北はビルマ方面から、アンダマン、 ニコバル諸島を経て、南はジャワのバリ島に至る六千汗にも及ぶ長遠広大な天地であった。

「当初、第三航空軍は作戦指導の重点をビルマ方面戦域航空作戦とスマトラ方面要地防空作戦に指向していた。とこ ろが、十七年七月連合軍のソロモン方面に対する反攻が開始され、南太平洋方面の航空戦が激化するに及び、第三航 空軍は海軍航空と共に東部蘭印方面の航空防衛を担任させられるに至った。その後約三ヵ年間、太平洋方面のわが軍 は連合軍の主攻勢を受けて戦線後退を繰り返し、十九年春季以降のマリアナ及び西部ニューギニア作戦、同年秋季の 比島決戦、二十年春季の沖縄作戦等を経て同年八月終戦となった。

この間、第三航空軍の航空作戦的地位には数次の変動があったが、その戦略的地位は、 ほぼ支作戦(次等正面) 軍 に終始した。すなわち、第三航空軍は太平洋方面の作戦を担任した第四航空軍の航空後方支援及び航空兵力の増援を 実施すると共に、西正面からする連合軍の反攻に対し、ビルマ方面軍及び第七方面軍と協力して勒強柔軟な航空戦を 展開し、寡兵克くその持久作戦任務を遂行した。

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